2008年9月17日水曜日

リアル

知人に薦められ、読んでみました。
存在はもちろん知っていましたが、どこか重い感じの表紙とテーマに
なんとなく避けていました。
が、しかし!!!
これはすごい漫画です!!
というか、漫画の粋を超えてる。
物語の中では事故や病気で足を無くしてしまった主人公の心の葛藤も
もちろん丁寧に描かれてますが、その周りの家族の心理描写にも
深くえぐっていると思います。
私も娘が二人います。
自分ならまだ諦めがつくかもしれない。
だけど、娘だったら?
私はその事実を受け入れることができるだろうか。
主人公の戸川君の父親のように
目をそむけてしまうかもしれない。
まともに見ようとしないかもしれない。
何よりも大事な娘に起こった悲劇にきっと耐えれないだろう。
高橋君の母親のように、平常を装うかもしれない。
何事もなかったかのように
元の場所へ送り出そうとするかもしれない。
時間がいるというのに。
そんな描写を深くするどく描いてる漫画です。
それにしても、車椅子バスケとはすごい競技なんですね~。
折りしもパラリンピックの真っ只中で日本は惜しくもメダルに
届きませんでしたが、今まで持っていた定義を覆されましたね~。
私もこれから頑張らねば!!!
バスケ、車椅子バスケなどスポーツ観戦は
お手入れの行き届いたお車でどうぞ!!
お車のお手入れはクウォークで!!

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