15年前の今日。
阪神淡路大震災が発生しました。
死者6000人超。
大都市を襲った未曾有の震災でした。
私も西宮で被災した一人です。
当時、苦楽園の山の上の小さいプレハブに
住んでいた私たち家族は(長女2歳)
その日の未明に家全体を揺るがすような揺れで
飛び起きました!! 幸い家自体が軽かったのと
大きな家具もなかったので、怪我もなく
また家族、友人をなくすこと無く
何よりも尊い物を失わずに済みました。
しかし、震災がもたらすものとは
地震発生当時より、その後の生活をじわじわと
脅かすものでしたよね。仕事がなくなり
先への不安。避難勧告が出ていたので
住む所がない。
今でも覚えているのは、震災後に初めて見た
お笑い番組です。
地震の前と後でも、変わらず笑える自分でいれた事に
感謝しました。くだらないことのようですが、
当たり前の事を当たり前として受け止められる
日常こそ、とてもかけがえの無いものなんだと
思い知らされた経験でした。
もちろん、今こうしてその経験を口にできるのも
あの時に自分の大事なものを失わずに済んだからですよね。
あれから15年。
今回、ハイチでの悲しいニュースを見ると
一日も早い救援、復興を祈らずにはいれません。