2008年8月28日木曜日

お盆休み③

いまさらながら、お盆休みの事について投稿するのもどうかと思うのですが、実は随分迷ったのですが
敢えて、書かせていただこうと思います。 実は私、お盆休みに白馬の雪渓に娘を連れて登山に行っていました。私たちが行っていたのが、8月12日から15日まで。事故発生が19日。
ニュースを聞くやいなや、驚きとともに背筋の寒くなる思いがしました。
 私たちが山へ入ったのが13日の朝からですが、そのときにもすでに雨が何日か続いてたようで
安定した天気とはとても言えない感じでした。 13日には私は体調が優れず、予定を変更して山小屋へ泊まり、そのあと14日の朝から雪渓を上り始めたのですが、下山の人に聞いてみるとやはり上は
悪天候で雷もひどいとのこと。小学校5年生の娘を連れての登山です。くれぐれも無理はしないようにと
決めていたので 考えた挙句の末 下山を決断しました。 
 頂上を目指すものにとって、途中の下山はとても勇気のいる事です。きっと私一人なら決行したでしょうが、娘連れというのがやはり勇気を出させてくれました。 
人間が自然の恩恵を受けるとき、そこには必ずリスクも伴います。つい自然の猛威を忘れがちになります。ひとたび自然が人間に牙を向いた時にはなすすべも無く、身を任せるしかないのでしょうか。
そのことをしっかり頭に入れながら
海で遊び、山の空気を楽しみ、川で泳ぐ、そういうことなんでしょうか。 
亡くなられた方のご冥福を心よりお祈りしながら、二度と悲劇が起きないように日ごろよりしっかり自然を勉強していこうと思います。 自然はすばらしくて、また 恐ろしいものですね。

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