2009年3月4日水曜日

3月3日ひな祭り。

我が家は女系家族であります。
嫁が一人、娘が二人。
そして私と雄ではなくなってしまったメタボ猫一匹。
なので、家ではマイノリティであるという事実を
静かに受け入れ、日々暮らしています。
しかし、時に無性にむなしくなる事もあり
ましてや「女の子の節句」などと
「女」を全面に押し出したような日には特にそこはかとなく
むなしくなるものなのです。
昨日もです。
決算期が迫ってる事もあり、厳しい納期の中
朝早くから、夜遅くまで車を磨き
心身共に疲れきって9時過ぎに帰宅しました。
なにやら家の中から黄色い声。
あ〜、この家族、この娘たちのこの声の為に自分は
もっと頑張らなあかんな〜と、ほっこりした思いで
ドアを開けると、「あ、お帰り。」と嫁さんの野太い声。
子どもたちは苺にホイップをかけて楽しそうに食べてます。
デザート皿で。
「お父さん、そこのばら寿司、食べて。」
あと、はまぐりのすまし汁。てんぷらなど。
一人寂しく食卓で食べながら
「お父さんの苺は??」と、尋ねると
「え?お父さん男やん!!要らんやろ!!」と、長女。
「あたしのはもうないよ!」と、言いながら皿をなめてる次女。
そしたら嫁さんが、、、
「お父さんの残しておいたよ。」と、差し出されたのが
ス−パーのパックに入ったままの苺。二個。
ホイップも無し。
苺、、、
すっぱかったな。

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