2010年4月17日土曜日

グラン・トリノ

最近映画館に足を運ぶ事がめっきり少なくなり、
それでも見たい映画もあって
ツタヤのディスカスを利用してます。
返却日が決まってないので、
休みが不定期な人間にとっては
なかなか重宝します。
そんな中で、先日時間があったので
かねてより届いていた『グラン・トリノ』を
観ました。
最近映画を観ても、それほど感動を受けなくなったのは
自分の年のせいか、映画自体の質が落ちてるのか
わかりませんが、今回も中の上、、、、といったところです。
内容はとても社会的で、民族を超えての互いの
相互理解に欠けてる現社会の縮図での
出来事で、今の世界的な紛争に一石を投じる内容です。
特にラストは壮絶で、観る者の想像を超えたラストです。
全体的に言えばおもしろい映画でした。
ただね、それだけなのです。
映画が悪いのか、自分が悪いのか、、。
自分でしょうね。悲しい限りです。
若い頃にはもっといろんな事に感動できた
はずなのにね〜。
ただ!!!!! クリント・イーストウッドは渋い!!
年をとっても、じじいになっても、
私にとっては永遠のダーティーハリーです!!
めちゃくちゃ渋い!! 
映画の中で、モン族のチンピラにむかって
指でピストルの形で照準を合わせるシーンが
あるのですが、まさにハリー・キャラハンなのです。
最近は監督業の方がかなり評価されていて
スクリーンで観る事もあまりなくなりましたけど。
そうです。今回の映画なら10代の頃に観た
ダーティ・ハリーシリーズの方が心の中に響いていて
未だに私のバイブル的映画となっています。
メッセージ性で言えば、グラン・トリノの方が
かなり訴えてくるのにです。
不思議なものですね。
今回はそんな若さゆえの感受性の鋭さに
驚かされた映画でした!!
なんのこっちゃ。
フォード・トリノもかっこよかったですよ。

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